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- 名雪にノートを借りようと部屋を訪れた。
授業中に寝くさってしまったから、どうしても必要なのだ。
何故今日に限って宿題が出すんだ…。
部屋の前で意を決してノックする。
女の子の部屋に入るのは、何度訪れようと緊張するもんだ。
しかし、返事がない。
寝てしまったのか…?
明日提出の宿題の為だ。
「ホント仕方なく入るんだからな」
誰に言うでもなく言い訳をいいながら部屋に入った。
「な、名雪、あのさ…」
あれ、いないぞ。
風呂か…?
これは好都合。
手早くノートを借りて、こっそり返しておけば分からないだろう。
よし、では早速…ノートはどこだ?!
むう、鞄の中を調べてみるか。
ごそごそ…あ、これか?
手に取ったのは、黒いカバーがしてあるノートだ。
ノートなんてカバーしても仕方ないだろうに…。
とりあえず確認しておかなくてはな。
パラパラ…
「定期報告」
……
報告?
何のだ?
理由が分からない。
これを読みつづける事に、危機感を感じつつも読み進める。
―まだ予兆は現れない。
投与量が少なかったのか?
いや、そう決断するにはまだ早計であろう。
な、なんの事だ?
もう少し読み進めてみる。
―祐一はまだ……
お、俺のことなのか?
もう少し読み進め…
はっ!
「な、名雪! こ、これはだな…」
いつの間にか名雪が背後にいた。
「好奇心は猫さん殺しちゃうんだよ?」
ゆらりと歩み寄る名雪の姿が俺の見た最期の光景だった…。
BAD END
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